はまちぶろぐ
配信記録やら日記やら
2008'10.02.Thu
ギアスもついに最終回を迎え、リアルタイムで見ていたのですが悲しくて切なくて当日から数日ずっとぐるぐるしています。終わってしまったことが寂しいというのもあります。これだけ入れ込んだ作品はもしかしたら初めてだったのかもしれません。これからもきっとコードギアスという作品を愛していくのだと思います。熱しやすく冷め易いのは以前から自覚していますが公式で絶望を叩き付けられた今でさえ全く冷める気配もなく、例え愚痴っぽくなってもやっぱり好きなのだと感じました。寧ろ公式でこんな展開にされたからこそかもしれません。もうせめて脳内でくらい幸せに(ry
一回見ただけの本編感想。二周目行きたいけど、時間がないのと怖くて行けていません。どうせならSTAGE1から通して見たい。一応暫定。いつも以上に意味が解らない上に長い。最後までスザクに偏った感想/(^o^)\
うわああああ(AAry)うっかり長文打っちゃったせいで明日(もう今日だ)締切のレポートがやばすぎるうううう\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
気にしないでまた完徹コースだな、これは…。ゆっくりギアスの事考えてた結果がこれだよ!!!
スザク
カレンとの最後の対決。スペック的には紅蓮の方が上。趣味で弄り倒したもののほうが高性能なんて良くある話。せめて最後くらい勝って欲しかった。地上戦っぽい演出になってたのはとても燃えたし良かったんだけれども。
組織に入らず力で抗ったカレンと、組織で生きるしか無かったスザク。この時点で少しじわり。幼少時から苦労し過ぎている。父を殺し、親戚から切り捨てられ(桐原さん、あんな10になるかならないか位の子に死ねとか言われても…親殺しなんて確かに間違った事だけど、あんまりな、気が…)強制収容所送りにされ、その後軍入隊。文字にするとありえないほど不憫に感じる。軍に入ったのは自分の意思だから茨の道は自ら選んだのか。外部から壊すほうが性に合ってそうなのに、よくあんな長期間頑張った。
ユフィの仇を討たせることと、やさしい世界の代償として、枢木スザクという男の個の死。空っぽの墓の前で佇むアーサーは何を思っていたのか。(大体オチは読めていたけれど、墓のSuzaku Kururugiという文字を見た瞬間に何が終わった気がした。結局歴史的にはルルーシュの騎士としての彼しか残らないのだと思うとしんみり)ランスロットが爆発した時、枢木スザクとしての生は終結したのだと思うとやりきれない。愛機と共に個としての命は散った。
スザクはゼロという記号として神格化され、願いという名のギアスは律儀に守っていくのだろう。もう恐らくは諦めているであろう人並みの幸せもきっと一生見つける事はないのかもしれない。
彼が唯一誠実だった主君の願いもきっともう叶わない。彼女が願ったのは、大衆が幸せな世界なんて漠然としたものではなくて、ただ大切な人が笑顔でいられる世界だったはずなのに。
枢木スザクとしての優しい記憶は8年前のあの夏の日々とユフィ(あとバイクのお姉さんくらいか)だけなのだろうなと思うと苦しい。スザクの幸せは一体何だったのか。やっと少し心の壁が崩されて柔らかくなったと思えばその存在も奪われて叩き落され、結局甘さで修羅に成りきれないでいれば望まない大量殺戮。最終的に個すら捨てさせられ、安寧すら望めない。ゼロになったスザクは、スザクでなくなったものの心は一体何処にいくのだろう。
1期が終わった時点、大切なものを欠いてしまった時点で諦めてはいたけれど。ただただ、幸せになって欲しかった。
ただし、本人や周囲が何と思っていようと、スザクは“生きている”。性格上幸せなんてと頑なに拒み続けるだろうけれど、1期でのスザクがユフィに出逢って死にたがりから少し浮上出来たように、生き続けている限り何かあるかもしれない。可能性としてはなくもない、と思いたい。そうでなければスザクの苦しみは一体なんだったのかと。人生、喜びと苦しみは個人差はあれど半々であるべきなのに。
ルルーシュとナナリー
ナナリーの慟哭が耳に残る。殺してでも止めると言っていた彼女ではあるが、結局は“お兄様が在ればいい”、それが本音といったところか。8年前、小さい頃にルルーシュが危惧していた(気がしたけど、あれ、これは小説ネタかな…)ことはまだ奥底にあった。依存かもしれない、それでも、お互いに必要としていて擦れ違い、最終的に理解したこの兄妹を愛しいと思う。
ただルルーシュに関しては、世界の為に最愛の妹も残して死ぬ覚悟は立派だと思う。撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだと、その自らの台詞を体現して死んでいった。
しかしこれは押し付けではないのか。未来を託すと言えば聞こえはいいが、本人が意図しないところのことだとしても奪うだけ奪っておいて生きろとは何事か。ナナリーのことだって、もう自分が居なくても大丈夫だとさっさと決意した。大切なものならもう少し考えてくれてもいいんじゃないか。あの時点なら、もうゼロレクイエムは動き出しているし、もしもナナリーが成長していなくても今更どうしようもない事かもしれないが。
ルルーシュはナナリーのことを大切にし過ぎてすれ違っている。矢面には自分が立って妹には傷ついて欲しくないという愛情は正しいし美しいのかもしれない。それでも、もしもうちょっと優しい嘘を控えて真実を打ち明けていたなら。ルルーシュはもうどうにもならない事なら黙秘する傾向にあったから(ユフィやシャーリーの事を自分のせいだとそれだけを言ったように)、こんな展開もある程度は予想出来てはいたが、これはあまりに酷い。
これから
果たして魔王一人を討ち果たしたところで世界が平和になってくれるかといえば、そうではないと思う。そんな簡単な話じゃない。力がある限りきっとまた争いは起こる。
ルルーシュやスザクやナナリーや、失くしてきた人たちも含む、山のような犠牲の下に築かれた優しい世界。展開的にどうかとは思うが、こういう綺麗に見せた終わり方な以上、このまま優しい世界が続いていってくれることを祈るのみ。大きすぎる荷物を背負ったスザクやナナリーは、ルルーシュが残していった世界を全力で守るのだろう。メインキャラの幸せが無さそうな以上、ギアス世界の平和を祈るしかない。監督がR2で終わりだといった以上、きっとこれ以上は描かれないのだろうし、どうなるかは永遠に謎のままではあるが。
少しでもいいから、Blu-ray/DVD特典のイラストドラマで幕間やら後日談やら語られやしないかと、ほんの少しの希望を抱きながら。
監督や脚本の人に言いたい事は色々あったけど、結局嫌いにもアンチにもなれなかったので惨敗です。ただ毎週切ることも出来ず、見るのが怖かったけど楽しみだった。やっぱりこんなに毎週一喜一憂するアニメは後にも先にもギアスだけかもしれない。
作品的にも凄い好きでしたが、スザクとユフィの二人がほんとに大好きでした…いや過去形じゃない今でも好き…。ちくしょう、こんなに好きになるなんて思ってなかった。もっと早くギアスに嵌りたかった。リアルタイムで、多分ナリタのあたりか、ランスの中の人バレあたりは見ていたのに。今更後悔が押し寄せてくる。でもリアルタイムで追いかけてたら今以上に大変なことになっていたのが目に見えるから困る。悲しみで絶対立ち直れねえええ/(^o^)\
そういえば…公式でそこまで心情描写がないキャラに感情移入するのも初めてじゃ…なかろうか…(何か矛盾してるけど気にしない)
本編の不憫な扱い以上にそこが引っかかってるんだろうなー…。
さいごに
製作陣の皆様とギアス世界のキャラたちに、お疲れ様と感謝を込めて。
ありがとギアス!!\(^o^)/
(そういえばスタッフロールの原画のところに櫻井の名前があって度肝を抜かれたんだぜ…)
カレンとの最後の対決。スペック的には紅蓮の方が上。趣味で弄り倒したもののほうが高性能なんて良くある話。せめて最後くらい勝って欲しかった。地上戦っぽい演出になってたのはとても燃えたし良かったんだけれども。
組織に入らず力で抗ったカレンと、組織で生きるしか無かったスザク。この時点で少しじわり。幼少時から苦労し過ぎている。父を殺し、親戚から切り捨てられ(桐原さん、あんな10になるかならないか位の子に死ねとか言われても…親殺しなんて確かに間違った事だけど、あんまりな、気が…)強制収容所送りにされ、その後軍入隊。文字にするとありえないほど不憫に感じる。軍に入ったのは自分の意思だから茨の道は自ら選んだのか。外部から壊すほうが性に合ってそうなのに、よくあんな長期間頑張った。
ユフィの仇を討たせることと、やさしい世界の代償として、枢木スザクという男の個の死。空っぽの墓の前で佇むアーサーは何を思っていたのか。(大体オチは読めていたけれど、墓のSuzaku Kururugiという文字を見た瞬間に何が終わった気がした。結局歴史的にはルルーシュの騎士としての彼しか残らないのだと思うとしんみり)ランスロットが爆発した時、枢木スザクとしての生は終結したのだと思うとやりきれない。愛機と共に個としての命は散った。
スザクはゼロという記号として神格化され、願いという名のギアスは律儀に守っていくのだろう。もう恐らくは諦めているであろう人並みの幸せもきっと一生見つける事はないのかもしれない。
彼が唯一誠実だった主君の願いもきっともう叶わない。彼女が願ったのは、大衆が幸せな世界なんて漠然としたものではなくて、ただ大切な人が笑顔でいられる世界だったはずなのに。
枢木スザクとしての優しい記憶は8年前のあの夏の日々とユフィ(あとバイクのお姉さんくらいか)だけなのだろうなと思うと苦しい。スザクの幸せは一体何だったのか。やっと少し心の壁が崩されて柔らかくなったと思えばその存在も奪われて叩き落され、結局甘さで修羅に成りきれないでいれば望まない大量殺戮。最終的に個すら捨てさせられ、安寧すら望めない。ゼロになったスザクは、スザクでなくなったものの心は一体何処にいくのだろう。
1期が終わった時点、大切なものを欠いてしまった時点で諦めてはいたけれど。ただただ、幸せになって欲しかった。
ただし、本人や周囲が何と思っていようと、スザクは“生きている”。性格上幸せなんてと頑なに拒み続けるだろうけれど、1期でのスザクがユフィに出逢って死にたがりから少し浮上出来たように、生き続けている限り何かあるかもしれない。可能性としてはなくもない、と思いたい。そうでなければスザクの苦しみは一体なんだったのかと。人生、喜びと苦しみは個人差はあれど半々であるべきなのに。
ルルーシュとナナリー
ナナリーの慟哭が耳に残る。殺してでも止めると言っていた彼女ではあるが、結局は“お兄様が在ればいい”、それが本音といったところか。8年前、小さい頃にルルーシュが危惧していた(気がしたけど、あれ、これは小説ネタかな…)ことはまだ奥底にあった。依存かもしれない、それでも、お互いに必要としていて擦れ違い、最終的に理解したこの兄妹を愛しいと思う。
ただルルーシュに関しては、世界の為に最愛の妹も残して死ぬ覚悟は立派だと思う。撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだと、その自らの台詞を体現して死んでいった。
しかしこれは押し付けではないのか。未来を託すと言えば聞こえはいいが、本人が意図しないところのことだとしても奪うだけ奪っておいて生きろとは何事か。ナナリーのことだって、もう自分が居なくても大丈夫だとさっさと決意した。大切なものならもう少し考えてくれてもいいんじゃないか。あの時点なら、もうゼロレクイエムは動き出しているし、もしもナナリーが成長していなくても今更どうしようもない事かもしれないが。
ルルーシュはナナリーのことを大切にし過ぎてすれ違っている。矢面には自分が立って妹には傷ついて欲しくないという愛情は正しいし美しいのかもしれない。それでも、もしもうちょっと優しい嘘を控えて真実を打ち明けていたなら。ルルーシュはもうどうにもならない事なら黙秘する傾向にあったから(ユフィやシャーリーの事を自分のせいだとそれだけを言ったように)、こんな展開もある程度は予想出来てはいたが、これはあまりに酷い。
これから
果たして魔王一人を討ち果たしたところで世界が平和になってくれるかといえば、そうではないと思う。そんな簡単な話じゃない。力がある限りきっとまた争いは起こる。
ルルーシュやスザクやナナリーや、失くしてきた人たちも含む、山のような犠牲の下に築かれた優しい世界。展開的にどうかとは思うが、こういう綺麗に見せた終わり方な以上、このまま優しい世界が続いていってくれることを祈るのみ。大きすぎる荷物を背負ったスザクやナナリーは、ルルーシュが残していった世界を全力で守るのだろう。メインキャラの幸せが無さそうな以上、ギアス世界の平和を祈るしかない。監督がR2で終わりだといった以上、きっとこれ以上は描かれないのだろうし、どうなるかは永遠に謎のままではあるが。
少しでもいいから、Blu-ray/DVD特典のイラストドラマで幕間やら後日談やら語られやしないかと、ほんの少しの希望を抱きながら。
監督や脚本の人に言いたい事は色々あったけど、結局嫌いにもアンチにもなれなかったので惨敗です。ただ毎週切ることも出来ず、見るのが怖かったけど楽しみだった。やっぱりこんなに毎週一喜一憂するアニメは後にも先にもギアスだけかもしれない。
作品的にも凄い好きでしたが、スザクとユフィの二人がほんとに大好きでした…いや過去形じゃない今でも好き…。ちくしょう、こんなに好きになるなんて思ってなかった。もっと早くギアスに嵌りたかった。リアルタイムで、多分ナリタのあたりか、ランスの中の人バレあたりは見ていたのに。今更後悔が押し寄せてくる。でもリアルタイムで追いかけてたら今以上に大変なことになっていたのが目に見えるから困る。悲しみで絶対立ち直れねえええ/(^o^)\
そういえば…公式でそこまで心情描写がないキャラに感情移入するのも初めてじゃ…なかろうか…(何か矛盾してるけど気にしない)
本編の不憫な扱い以上にそこが引っかかってるんだろうなー…。
さいごに
製作陣の皆様とギアス世界のキャラたちに、お疲れ様と感謝を込めて。
ありがとギアス!!\(^o^)/
(そういえばスタッフロールの原画のところに櫻井の名前があって度肝を抜かれたんだぜ…)
PR
Post your Comment
おつかれさまでした
最終回見てくださってありがとうございます!
仮面を被ってカサカサ銃弾をよけた枢木スザクです!!
まさか僕がゼロになるなんて思ってませんでしたね~(泣)
これからは枢木スザクを捨てて生きていこうと思います!
スザク役以降仕事がない櫻井でした!
感動をありがとギアス!!!!
仮面を被ってカサカサ銃弾をよけた枢木スザクです!!
まさか僕がゼロになるなんて思ってませんでしたね~(泣)
これからは枢木スザクを捨てて生きていこうと思います!
スザク役以降仕事がない櫻井でした!
感動をありがとギアス!!!!
Re:おつかれさまでした
え?銃弾を避けるなんてわざわざ言わなくてもゼロさんにとっては当たり前の事ですよね?^^^^^^今更だなー^^^^^^
ゼロになることは一ヶ月前から決まってたんj(ry
ついでにもう既に個は捨てたんj(ry
まだ余裕で仕事あるだろ常考…ドルアーガとか…
ゼロになることは一ヶ月前から決まってたんj(ry
ついでにもう既に個は捨てたんj(ry
まだ余裕で仕事あるだろ常考…ドルアーガとか…
カレンダー
最新記事
(03/17)
(03/14)
(10/22)
(10/16)
(08/29)
アーカイブ
リンク
ブログ内検索
ブクログ